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36-37●石神さま(舟形石)●[七子峠下遍路道 床鍋]
国歌「君が代」の歌詞のように、さざれ石が大きな岩になるという、石が成長するという考え方から、石も信仰の対照となり、又民族信仰に海の彼方は「観音菩薩」が住むという、極楽浄土説もあって、海水で清められた石こそ、尊いものであるという考え方が定着し、「石神さま」が発生したのではなかろうか。 ところでここにある「舟形石」は、その石神さまであります。その昔は、文化が低く、生活基盤が充実していなかったので、通行する人々の安全や健康を神にたよったのである。温かい心のあるこの地の人々が建立したものである。長曽我部地検帳によると、「石神ノ下」という、ホノギがあり、石の形は「舟形石」とあって、六地蔵(檀陀・宝珠・宝印・持地・除蓋障・日光)と十一面観音・不動明王・弘法大師を祭っているとある。 江戸時代より前、戦国時代には、すでに建立されていたことになる。この床鍋集落には「五基」が現在しており、他の地域には見られないので、貴重な文化遺産であろうか。 [2010年 四国遍路みちぞい物語]
by mitizoi
| 2011-01-27 18:05
| 36-37
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