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64-65●三度栗大師●[ 土居町木ノ川]
むかし、弘法大師がこの地を通りかかった時、子供達から栗を一つ貰ったお礼に「今より、一年に三回の実を与えん」と言い去り、以後この一帯の栗の木は、年に三回実を結ぶようになったと伝えれています。 「秋雨に 谷の芝栗 そぼぬれて わが袖ぬらす 宇摩の関守」 と宗祗法師が詠んでいるように、この付近には、むかし、栗の木が多かったようです。 ●上記、案内板を私が写していると、お堂の管理人でもある農家の人がいろいろ教えてくれた。 この案内板は四国中央市土居町木ノ川のお堂の前に建っている。遍路道沿いに公民館があり、その敷地内にお堂がある。 このお堂の由緒を伺った。もともと公民館の敷地には、延命寺(別格12番)より古くからお寺があって住職もいたけれど、檀家が少なく廃寺となり、そのな残りがこのお堂です。ご本尊は観音さんで、脇仏が地蔵さんとお大師さんです。堂の表には「四国八十八ヶ所番外霊場三栗山」「四国八十八ヶ所番外霊場三度栗大師」と表記されている。 その人に私はさっそく聴きました。「三度栗って本当ですか」そうすると、こんな話をしてくれました。 そんな話を伝説として聞いていた。 昭和30年代、愛媛県でみかん作りが奨励され補助金がでた。そこで山を開墾すると栗の木が残っていた。(栗の木は燃やすとはぜて火災の危険があるので伐採されず残されていた。) その栗の木は、今ごろ(9月6日)イガクリが大きく成っているけど、小さいイガグリも同時にある。 そして、10月にまた花が咲く。 このへんの栗の木は他の所と比べ小ぶりなんだ、これは収穫が楽なようにお大師さんがしてくれた、と言われている。
by mitizoi
| 2010-09-07 07:42
| 64-65
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