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35-●清滝寺楼門天井画●[清滝寺仁王門天上]
清滝寺楼門天井画有形文化財(市) 明治33年(1900)清滝寺の楼門建立に際し、地下(じげ)の画家久保南総(くぼなんそう)の揮毫した天井画「□竜図」「天女図の二組が奉納された。竜は中央二面に続き、天女はその左右二面に描かれ、墨痕鮮やかで流暢□達な筆□に極彩色されており近郷天井画の白眉である。 久保南総(柳太郎)(1845-1917)は、 高岡□走寄に生れ、生家は、米穀商を営んでいたが生まれつき画才に富み、弘瀬洞意(ひろせどうい)(絵金)に学び、また青木南溟(あおきなんめり)に私淑し、南画をもよくし地方画家として名声を博した。 近郷の社寺に徳意の佳作を多く残している。のち高知市に転住し、中央の画展にも出品して度々賞を受けた。 昭和6年没。墓所は高知市小高坂にある。 [2010年 四国遍路みちぞい物語]
by mitizoi
| 2010-07-28 16:43
| 35-36
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