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38-39●小才角(こさいつの)●[]
昔、この付近の海中から良質の桃色サンゴが、採取されたといわれています。 断崖が連なり、見事な海蝕洞窟や岩礁がある叶崎海岸の景観はすばらしく、叶崎突端の灯台と調和して、ここを通る人々の心を和ませています。 土佐サンゴ発祥の地 ここ月灘沖を含めた渭南海岸には、徳川時代からサンゴのあることがわかっていました。一人の漁師が桃色サンゴを釣り上げた偶然が日本サンゴ史の始まりとされています。 土佐藩では厳重に採取を禁止し、その所在を口にすることを固く禁じました。このことは今なお残る童唄 お月さんももいろ だれいうた あまんいうた あまのくちひきさけ にうかがい知ることができます。 明治維新後この禁令は解かれ、明治7年にこの付近の海域ではじめてサンゴ船による採取が行われ、その後は急速に発展し、明治30年代には700隻の採取船が出漁した。乱獲の結果資源が枯渇、ついに大正12年頃にはほとんど中止の状態になりました。 その後、五島、台湾、奄美大島、小笠原諸島周辺やミッドウエー沖にて多くとれ、当地方では今もなお、その加工が盛んです。最近また月灘沖の赤サンゴが大変注目されています。 [2003年 四国遍路みちぞい物語]
by mitizoi
| 2010-03-14 21:39
| 38-39
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